導入事例

もう家づくりを終えた方に、何度もご連絡してしまわないように

 一度お問い合わせをいただいても、その後のご状況はお客様によってさまざまです。状況がわからないまま一律にご連絡を重ねれば、すでに検討を終えた方のご負担になりかねません。インサイドセールスの体制を整え、お客様との初期接点を大切にしてきた株式会社アントールは、いま家づくりを考えているお客様お一人おひとりのペースに合わせて、お声がけしたいと考えていました。その思いから、石川・富山エリアの注文住宅事業に Digima AI エージェントを導入。稼働からおよそ1か月で、AI が個別にメッセージを届けたお客様は100名、そのうち約3割にあたる29名がご自身から返信を寄せ、対話が始まっています(2026年6月18日時点)。お客様の状況に寄り添って向き合うための AI 活用です。
  • 株式会社アントール
  • 業種:注文住宅、不動産仲、リフォーム、住宅診断
  • 会社規模:137名

01 導入目的・背景

反響の「数」ではなく、応えられていないお客様がいたこと

アントールは、注文住宅を中心に不動産仲介・リフォーム・住宅診断まで手がけ、石川・富山で着実に事業を広げてきた会社です。金沢エリアではフィールドセールスに加えてインサイドセールスの体制も整え、お客様との初期接点を大切にしてきました。

一方で、ポータルサイトや自社ホームページから日々寄せられる反響に、人の手だけですべてに同じ熱量で向き合い続けることは、簡単ではない状況がありました。新しくお問い合わせをいただいたお客様への対応に力を注ぐほど、以前にお問い合わせをいただき、まだ検討の途中にいるお客様へのお声がけは後回しになりがちです。課題の本質は反響の数ではなく、「本当はもっと向き合いたいのに、応えきれていないお客様がいる」ことにありました。

「お客様の検討状況は見えづらいことも多い。そこを対話ではっきりさせていけるのがいい」

中嶋様

検討を終えた方の負担にならないように、お客様の状況に合わせて

導入の打ち合わせで、中嶋様は、長くお付き合いが続いているお客様の検討状況についてこう話しています。

「結局、どういう状態かあやふやなのを、どんどんはっきりさせていきたいところがある」(中嶋様)

一度お問い合わせをいただいた後、すでに家づくりを終えた方もいれば、まだ考え続けている方もいます。状況がわからないまま一律にご連絡を重ねれば、検討を終えた方のご負担になってしまいます。お一人おひとりの検討度を見極めながら、いま必要としているお客様に、そのペースに合わせてていねいに寄り添いたい。そうした姿勢が、Digima AI エージェントの導入を後押ししました。検討の初期からお客様との関係に寄り添う「ポールポジション戦略」の考え方とも重なります。

02 導入後の変化

お一人おひとりに合わせて、自然に対話が始まる

近年は、お電話が以前ほど相手に届きにくくなり、お電話だけでお客様との接点をつくり続けることが、住宅業界全体でむずかしくなってきています。こうしたなかでアントールが大切にしたのは、電話だけに頼らず、お客様とのやり取りを続けられるようにすることでした。

資料請求をいただいたお客様には、まずお礼のご連絡をお送りします。そこから先は、Digima AI エージェントが、お一人おひとりに合わせた文面で対話を引き継ぎます。新しくお問い合わせをいただいたお客様も、これまでにお問い合わせをいただいたお客様も、関心を寄せて反応してくださった方と、自然なやり取りを重ねていきます。お客様にとっては、自分に向けた言葉が届く体験になります。お電話だけでは接点をつくりにくかったお客様とも、メッセージで対話を続けられるようになりました。

一人ひとり違う、その人のための文面

たとえば「他社さんも見ている」「土地はまだ決まっていない」といったお客様には、その状況に寄り添った内容で、土地探しの進め方などを一緒に整理していきます。AI は自社の強みや家づくりの考え方を学習の土台にしながら、お客様の関心に沿って自然な文面を組み立てます。すべて同じ定型文ではなく、お客様ごとに内容が変わるのが特徴です。

アントールの担当者と Digima AI エージェントの協働により、検討の初期はAIがていねいに対話を重ね、関心が深まったお客様を来場のご案内へとつなぎます。アントールの担当者は、対面でのご提案という最も大切な場面に力を注げるようになりました。AI は最高の裏方として働き、人はお客様と向き合う本来の仕事に専念できます。

03 成果(2026年7月20日時点)

稼働開始からおよそ2か月という初期段階ながら、お客様との対話は着実に生まれています。

 - Digima AI エージェントが個別にメッセージを届けたお客様: 227名
 - お客様から寄せられた返信は延べ44件。お一人ひとりと複数回の対話が続いています。
 - 現在、商談化以降の段階に進んでいるお客様: 15名

(いずれも2026年5月18日の稼働開始〜2026年7月20日時点。数値は日々変動します)

一人のお客様の例(一例)

土地がまだ決まっていない段階で資料請求をくださった、あるお客様がいました。Digima AI エージェントからお送りした最初のメッセージをきっかけに、ご自身からご返信をくださり、10回を超えるやり取りが続きました。現在は、土地探しを含めた具体的な商談の段階へと進んでいます。

人の手だけのフォローでは、こうしたお客様との対話がここまで続かなかった可能性があります。AI が最初のお声がけをしたことで、アントールの担当者は、このお客様が何を大切にしているのかが見えた状態で商談を始めることができました。

04 今後の展望

「自社の強みをAIに学ばせるためなら、必要なデータはどんどん提供したい」

中嶋様

アントールは、石川と富山の両エリアで、土地探しから家づくりまでを一貫してサポートしてきた会社です。お問い合わせをいただくお客様には、土地がまだ決まっていない段階の方も多く、「何から始めればいいかわからない」という入り口でこそ、ていねいな寄り添いが力を発揮します。

中嶋様からは、お客様にお送りするご案内を、モデルハウスだけでなく、その方に合った見学会やイベントの情報まで、より具体的にお届けできるようにしたいという声があがっています。アントールとDigima AI エージェントは、お客様がお忙しい中でも「次の一歩」を踏み出しやすくなるよう、ご案内の質を高める取り組みを続けています。

導入後も、中嶋様ご自身が日々の運用を見ながら、

「こちらからいろいろな学習データを提供した方がよいのであれば、全然します」(中嶋様)

と、AIをともに育てていくことに前向きに取り組んでくださっています。

お客様一人ひとりに向き合う時間を、より大切にしながら、石川・富山で「家づくりを考えるなら、まずアントールに相談したい」と思っていただける存在を目指していきます。

Digima AI エージェントは、特許取得済み(特許第7801823号)のSMSをはじめ、メール・LINE も含めたお客様との対話と、自社の強みを学習したカスタム設計で動きます。アントールとともに学習を重ねながら、これからも進化を続けていきます。

企業プロフィール

株式会社アントール

所在地
石川県金沢市
設立年
1996年12月
業種
注文住宅(注文住宅の建築を軸に、不動産仲介・リフォーム・住宅診断まで幅広く展開)
会社規模
137名
Webサイト
CASE STUDIES

導入事例

株式会社アーキテックプランニング業種:注文住宅会社規模:77名

インサイドセールス専任者を置かず、担い手のいなかった資料請求後のフォローをAIに任せ、AIがアプローチしたお客様から毎月10件以上の商談化が続き、6月は過去最多の15件に到達しました(2026年6月30日時点)。そのうちAI単独の対話のみで商談まで引き上げたケースも毎月着実に生まれています。お客様一人ひとりに向き合うためのAI活用です。

インサイドセールス専任者を置かず、担い手のいなかった資料請求後のフォローをAIに任せ、AIがアプローチしたお客様から毎月10件以上の商談化が続き、6月は過去最多の15件に到達しました(2026年6月30日時点)。そのうちAI単独の対話のみで商談まで引き上げたケースも毎月着実に生まれています。お客様一人ひとりに向き合うためのAI活用です。

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株式会社ユニテ(注文住宅ブランド: MAGHAUS)業種:注文住宅会社規模:110名

土地や諸経費まで含めた総予算を最初に示す「ごまかしのない資金計画」。お客様に誠実であり続けてきたMAGHAUSが、その姿勢を一人ひとりへのフォローにまで広げるために選んだのが、お客様の「家づくりコンシェルジュ」としてのDigimaAIエージェントでした。6月には、AIによるお客様への対応がひと月65件へと広がっています。

土地や諸経費まで含めた総予算を最初に示す「ごまかしのない資金計画」。お客様に誠実であり続けてきたMAGHAUSが、その姿勢を一人ひとりへのフォローにまで広げるために選んだのが、お客様の「家づくりコンシェルジュ」としてのDigima AI エージェントでした。6月には、AIによるお客様への対応がひと月65件へと広がっています。

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