導入事例
土地や諸経費まで含めた総予算を最初に示す「ごまかしのない資金計画」。お客様に誠実であり続けてきたMAGHAUSが、その姿勢を一人ひとりへのフォローにまで広げるために選んだのが、お客様の「家づくりコンシェルジュ」としてのDigima AI エージェントでした。6月には、AIによるお客様への対応がひと月65件へと広がっています。
01 導入目的・背景
一人ひとりのお客様に、もっと深く応えるために
MAGHAUSがこれまで大切にしてきたのは、お客様一人ひとりに丁寧に向き合うことです。だからこそ、中長期でご検討中のお客様お一人おひとりにまで、関心に合わせたきめ細やかなフォローを仕組みとして届け続けることが、これからの成長に向けた課題となっていました。
ー 来場後もご検討が続くお客様へ、タイミングを逃さず、もう一歩踏み込んでお声がけしたい
ー 一斉配信のメールや紙のDMが中心だったフォローから、お客様ごとの価値観に寄り添うご案内へ
その課題に応えてくれたのが、お客様の「家づくりコンシェルジュ」として寄り添うDigima AI エージェントでした。資料請求をいただいた最初の瞬間から、お客様お一人おひとりとの対話を、MAGHAUSらしい丁寧さで届けていきます。
02 導入後の変化
「きっかけ」に合わせて、最初のご案内を変える
同じ資料請求でも、お客様がMAGHAUSに出会った入り口はさまざまです。自社ホームページを調べた上でお問い合わせくださった方、比較検討を始めたばかりの方、まずは間取りや資金の資料を集めたい方。運用の打ち合わせでは媒体ごとのお客様の温度感を一つひとつ確認し、それぞれに合った最初のご案内を設計しました。施工事例を真っ先にご覧いただきたい方もいれば、資料の要望にまず応えるべき方もいる。「全員に同じメールを送る」から「その方の検討の段階に合わせて届ける」への転換です。
止まってしまったご縁に、もう一度
5月からは、フォローの範囲を大きく広げました。一度やり取りが始まったものの途中で止まってしまったお客様、資料請求の後にやり取りがないまま時間が経ってしまったお客様。チームが「おかえりなさいAI」と名付けたこの取り組みは、中長期的な検討フェーズの中で間が空いてしまいがちだったご縁を、もう一度丁寧に結び直すためのものです。一斉配信では届かなかった「お変わりありませんか」という個別の声かけを、AIが一人ひとりに届けています。
お客様を混乱させない、配信の整理
AIの導入に合わせて、既存の自動配信メールとの役割分担も整理しました。手動のお礼メールと自動配信が重なってお客様を戸惑わせないよう、配信を一本化。担当者はこれまで通り自由にお客様とやり取りでき、AIはその間を補います。新しく加わったメンバーへの操作研修も行いながら、チーム全体で運用を育てています。
小さく始めて、検証しながら広げる
MAGHAUSの導入は「いきなり全部」ではありません。まず新規の反響対応から始め、文面や反応を確かめながら、5月に止まっていたご縁への声かけへ拡大。それぞれの施策も、まずは件数を絞って反応を検証し、データを見ながら広げる進め方です。少人数のチームでも無理なく取り入れられるペースで、コンベックスの担当者と二人三脚で運用を磨いています。
「あのやり取りは、本当にAI感が全くない。人間がやっているようで、すごいと思いました」
大野様
「AIが対応したお客様が分かるように」— 現場の声から生まれた運用
運用が始まると、現場からは「来場されるお客様が、AIとやり取りしてきた方なのかをすぐ知りたい」「どんなお客様にAIがどんな対応をしているのか、全体像を把握したい」という要望が出ました。この声を受けて、AIが対応したお客様が一目で分かる管理の仕組みを運用に組み込み、対面で迎える担当者がやり取りの文脈を踏まえてお客様と話せるようにしています。使う人の声で運用が形づくられていく、二人三脚の導入です。
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「あのやり取りは、本当にAI感が全くない。人間がやっているようで、すごいと思いました」(大野 様)
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「本当にいい流れで来場までつなげることができた。こういう流れをもっと増やせたら嬉しい」(岡部 様)
- 「これまでは返信のタイミングが合わず、間が空いてしまうことがあった。今回はやり取りが続いて、ご予約までいただけたのが本当にありがたい」(江幡 様)
03 成果(2026年7月20日時点)
導入から5ヶ月、これまで個別のフォローが届いていなかったお客様から商談化が生まれ始めています。AIが対応したお客様が翌月以降に商談化するケースを含むため、この成果は時間とともに積み上がっていく性質のものです。6月には、AIによるお客様への対応がひと月65件へと広がっています。
7月には、新規でお問い合わせをくださったお客様が、Digima AI エージェントとのやり取りだけで来場まで実現しました。最初のご案内から実際のご来場まで、AIとの対話でひとつながりに実を結んだご縁です。(2026年7月)
一件一件の商談化が持つ意味は大きく、現在は反応データを集めながら文面を磨き込む検証のフェーズで、成果はこれからさらに積み上がっていく段階です。
1ヶ月の沈黙を経て、個別相談へ(一例)
資料請求をくださったあるお客様は、AIからの最初のご案内にも、その後のご案内にもご返信がありませんでした。変化があったのは3通目、資料請求から約1ヶ月後。「土地が見つかっていない。他社とも比較検討している」と、初めてご状況を聞かせてくださいました。
最初の2通にご返信がないお客様へ、間隔を置きながら、押しつけずにお声がけを続ける。こうした個別のお声がけを一人ひとりに重ねられることが、AIならではの強みです。そうして届いた、初めてのご返信でした。土地の条件を書き出してくださったお客様の言葉は、そのまま営業担当者への引き継ぎ情報となり、相談会は「ご要望が分かった状態」から始められました。
初めてのご返信のあと
AIが土地探しで大切にしたいことを伺うと、後日、日当たり、利便性、広さ、災害への備えなど、こだわりたい条件をご自身の言葉で詳しく書いてくださいました
正直にお伝えする
すべての希望を満たす土地は簡単には見つからないこと、だからこそ優先順位の整理が大切なことを率直にお伝えし、一緒に整理する場として個別相談をご案内
その日のうちに
お客様ご自身が予約フォームから個別相談をお申し込み。確認のご質問には担当者が引き継いで対応し、商談につながりました
04 今後の展望
次の取り組みは、中長期でご検討中のお客様へのフォローの充実です。家づくりを長く検討される方が抱える「会社への安心感」「こだわりの実現」「資金」という3つの不安に、施工事例やオーナー様の声、お悩み解決のコラムで段階的に寄り添う構想が動き始めています。完成見学会や相談会も、お一人おひとりの関心に合わせた多様な入り口を用意していく予定です。
一人のお客様との出会いを、何よりも大切にしたい。MAGHAUSの家づくりと同じ丁寧さで、出会いの瞬間からのコミュニケーションを育てていきます。
企業プロフィール
株式会社ユニテ(注文住宅ブランド: MAGHAUS)